三葉虫に興味のある方限定
2億5千万年前の太古の鼓動を感じてみませんか?
(三葉虫が栄えたのは、古生代(Paleozoic era)約5億4100万年 - 約2億5190万年前)
これは、モロッコの地質学者イフマディ モハンドさんを、みなさまに紹介するための記事です。(2019年11月30日)
三葉虫に興味のある方限定を掲げましたので、化石うんぬんのお話はすっ飛ばして、いきなり本題に入りたいと思います。
モロッコに行って、三葉虫を掘り出しましょう
2019年初頭、情報も少なくツテなしの状況でモロッコアトラス山脈のサハラ砂漠側にやってきて、行った先々で化石の産地を聞いてまわり、行き着いたのがアルニフという町です。
アルニフは昔ながらのモロッコの民ベルベル人が多く暮らす人口3千人ほどの小さな町で、ここを拠点に活動するイフマディ モハンドさんに出逢いました。
イフマディさんに、古生代の地層が大地にヒョッコリ出ている場所まで連れて行ってもらい、その地層から掘り出した石をトンカチで割っていきます。
ほとんどの石の中には化石の一部分が入っています、そんな化石の気配を感じながら完全な姿を保った個体を探すのです。
それは、なんとも強烈で贅沢な経験でした。
えっ、掘った三葉虫はどうするのかって?
いらない部分をハンマーで取り除いてもらったり、エアーチゼルでクリーニングしてもらってから、お好みの素敵な状態で、持って帰ります
さて、少し具体的な事をお伝えしましょう。
イフマディさんのエクスカーション(体験学習ツアー)のお値段は、
1人から4人までの参加で、80ユーロ (9,840円)/1日
日本語の通訳さんをお願いすると +50ユーロ (6,150円)/1日
(イフマディさんは、英語でお話ができます:アルニフの町はベルベル語フランス語)
4人で参加すると1人あたりが驚くほどお安くなります
これは、アルニフまで自力で来れる方のお話ですが、ここは遠い異国の地モロッコです。
右も左も分からない方の為に、イフマディさんがカサブランカより送迎をしてくれる案を出してくれました。
カサブランカからの送迎付き7日間のプラン
1人から2人で、700ユーロ (86,100円)/1人
3人から4人で、600ユーロ (73,800円)/1人
【わかりやすいようにモデルプランを考えてみました】
1日目:カサブランカに到着、イフマディさんが空港にお出迎え
大西洋側で1泊します、宿泊先でモロッコの地質についての説明会
2日目:アトラス山脈を超えてサハラ砂漠側、アルニフに到着します
長旅お疲れさま、明日に備えてアルニフのお宿でゆっくりとお休みください
3日目:いよいよ、三葉虫のエクスカーション初日が始まります
カンブリア紀、オルドビス紀、デボン紀、お好きな地層に連れて行ってくれます
4日目:エクスカーション2日目
昨日と違う地層に行ってみましょう
5日目:採取した化石のクリーニング(こちらではプレパレーションと言います)のワークショップや、三葉虫の種類や、生息した年代などを説明があります
6日目:アルニフより、後ろ髪を引かれっつカサブランカまで送ってもらいます
イフマディさんとはここでお別れ、カサブランカを出発し日本に帰ります。
日本からカサブランカまでの飛行機代はプランの代金に含まれていません
それ以外、送迎、宿泊、食事、勉強会、化石掘り体験学習ツアーなど、全てが含まれます
もちろん、これ以外のプランも柔軟に相談に乗ってくれます
お問い合わせはイフマディさん直通、Eメールにて、
Eメールは、英語で書いて下さい、使用する文字は半角英数字でお願いします
Eメールの一例
(表題は、日本人のためのイフマディツアー)
(もろこし たろうさんが、2020年2月29日より、6日間、4名でプランの参加を検討している場合の記入例です)
subject:Ihmadi tour for Japanese
Name:morokosi taro
Start day of this tour:29.Feb.2020
Number of days:6days
Number of people:4people
please tell me a good plan and the price per person under these conditions.
(この条件で、良いプランの提案と、1人あたりの価格をお知らせください)
現地での様子など、もう少し詳しく日本語で知りたい方は、スタヂオiまで、Eメールにてお問い合わせください