ここは、いそのん家の前である。

メンイングリーンは、カエル星人の社会では都市伝説のような存在だ。
家の中では、チューリップとヒマワリの二人組みが、八丈島の展覧会「境界」に向けて創られた作品を調査しているところである。
調査と言っても、いそのんの手を煩わせることの無いように秘密裏に行なわれるのだが、その情報をもとに表に控えているカエル星人が、本星の長老に報告をするのである。
先ほど「ココニイルヨ」の報告を終わらせたカエル星人は、次の調査内容の報告がメンイングリーンからあるまで、しばしの日向ぼっこでケロケ〜ロである。
ウトウト〜ケロ・暖かいケロ

(とんぼ玉硝子芸術展覧会「境界」)
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