ごろりん10本足をケロケロケロ
2017年03月18日(土)
ここはパラレルワールド、お隣の世界のかえる王国、カエル星大使館執務室である。
さて、仕上げにかかりましょう。
マスキングジェルも十分に乾燥しているようだし、チョコも食べたしね。
いよいよです、イソノンが、メカダンゴムシちゃん創りにはいる事になりました。
硝子を削るためのサンドブラストという機械に向かい、コンプレッサーの電源を入れます。
コンプレッサーは、ごごごっと低く振動しながら空気を圧縮していくのです。
いそのん、興味あるケロ覗いててもイイケロ?
いいよん
そういいながら、チュッパチャプス状のメカダンゴムシちゃんをサンドブラストの機械の中に入れ、慎重に丁寧に掘り進んでいくのでした。
イソノンの集中力は半端ではありません。
真剣に無言で創作するイソノンの事を、しばらく覗いていたカエル星人ですが、そのうち飽きてきてケロケロとお喋りしたり、コンプレッサーの振動に合わせて踊りだしたり...
でも、周囲のそんな事は、まったく目に留まらないようです。
メカダンゴムシちゃんの削る一ミリ単位の空間しか見えていないのでしょう。
...
カエル星人が、踊り疲れてウトウトした頃、コンプレッサーの振動が止まりました。