ゆめのまたゆめ第110話 火蟲の巻
2020年02月20日(木)
ここは、かえる王国いそのん家の2階にあるスタヂオiの事務所です。
言わずと知れた、カエル星人の地球上の活動拠点です。
いそのんは、ウゴウゴ寝袋の中でクークークー
カエル星人は、ゆめたまごの中でグーグーグー
ここはいそのんの夢の中です
わたしが夢の中で願ったのは、火にせよ電気にせよ、必要なだけの灯りで生活する世界なのです
自然の中で眺めるお星さまは綺麗でしょ
いそのん自身の夢の中とはいえ、地面から出てきた双葉を乗せたまんまる頭が、本当にいそのんなのか、まだ少し疑っていたカエル星人ですが、なるほど、話している内容は間違いなくいそのんです=
カエル星人は、これまで、いそのんから自然についていろいろなお話を聞いてきました
私にとって町は明るすぎるのです。
自然に優しい明るさにすれば、電気も少しですみます
電気をそんなに作らなくて済むのなら、そのぶん原子力をつかったり火を燃やしたりしなくてもよくなるはずです
そうすれば、電気代も安くてすみますし...
光るキノコや虫さんも、もっと見つけることができます
夜に活動する生き物は、もっともっと安心して過ごせるはず
そうして、お星さまが綺麗に見えます、宇宙がはっきりと遠くまで見ることができるのです
いそのんが「けろけろ。」のページを更新したよ
2月の弘法さん・http://www.iso.cx/kero/0433