【ハンザキ(オオサンショウウオ)との夜の思い出】
2015年01月30日(金)
Fさんに案内されて入った川の中をそおっと歩いていくと、驚いたことにすぐに出会っちゃったの。
大きい〜!
水をとおして見るのではっきりしたことはわからないけど、頭は手のひらを広げたほどもあるし、身体は腕の長さよりありそう。
私たち、水底の泥を巻き上げてしまってね、そのせいで前が見えなくなっちゃったんじゃないかなあ。
ぼーっと立ってる、いそのんの足にどーん!
そのハンザキくんがぶつかってきちゃった。
身体の大きさや重さ、ちから強さが伝わってきて、
あーもー嬉しい。
この子とはさよならしてこのあとも川をさかのぼっていったの。
川べりには、他にもたくさんの生き物や生き物気配があってワクワク。
誰かが羽化したあと、脱ぎ捨てられたモノ。
オオゲジさん、こんばんは。
怖がる人は多いけど、意外と温和で攻撃してこないこと知ってるよ。
いそのんちに住んでた子も居るからね。
そしてそのあとも数頭のハンザキくんたちと出会ったよ。
待ち受けで狩りをしていたハンザキ。
尻尾がくるっとまがっているのは、自分が流されないようにするためではないかとFさん。
待ち受けの時によくあるスタイルなんだって。
大きなハンザキさん。
そばに寄らせていただけたから、水中にカメラを入れて撮らせてもらっちゃった。
「なんね?」って言ってる?
ごめんね、邪魔して。
お友達になりたいの。
さよなら。ありがとう。
いっしょの空気を吸って、いっしょに水の中をちゃぽちゃぽ。
幸せ。
ほんとうに幸せなひとときだったよ。