【101号もアオリイカのココニちゃんのメディエーターになりたいケロ】
2016年03月30日(水)
「それよりコンマイカはいるケロ?」
整備担当のカエル星人は怪訝そうな顔をしている。
八丈島では大活躍だったから、本格的なオーバーホールの前に少し休んでるケロ
「ちょっと話がしたいケロ〜。」「連れてきてほしいケロ。」
??ケロ整備担当
「計算してほしいことがあるケロ〜。」
コンマイカがココニちゃんを捕獲できるのは、搭載されている超高性能な演算装置が、ココニちゃんの行動パターンを高確率で予測できるからである。
カエル星人のペロッグ音階のメロディーだけでは、捕獲は困難を極めただろう。
「いそのんのハートにズキュンと届く、ステキな手紙を書いてほしいケロ」
「アオリイカのココニちゃん1匹目に、どうしても来てほしいケロ〜」
101号はコンマイカの高い演算能力を生かして、作文を書いてもらいに来たのだ。
それって反則ケロ整備担当
「この際なりふり構ってられないケロ、あの可愛さはホンモノケロ〜♪」
‥仕方ないケロぉ整備担当
ポケットからスマホサイズの端末を取り出し、スイッチをオンにする。
ハッチの壁面が上にスライドして、マニピュレータがコンパクトに収納された状態の、コンマイカが姿を現した。たくさんのコードに吊り下げられて、さながら一夜干しのようである。
(「ココニはどこに?」の巻き)
これまでのあらすじはコチラ・・・
(CO展、とんぼ玉硝子芸術展覧会「境界」はこちらから)
まとめのページができましたぞ・・・